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開催延期:いきるをつくる くらしの「素」展 vol.3 編む

 

【いきるをつくる くらしの「素」展 vol.3 編む 開催延期のお知らせ】
2021年08月26日開催を予定しておりました、いきるをつくる くらしの「素」展 vol.3 編む 〜 大地と人をつなぐいとなみ 〜について PCR検査陽性者数拡大、及び新型コロナウイルス感染症 拡大の影響の理由の為、開催を急遽延期とさせていただくこととなりました。新しい日程が決まり次第 改めてご案内させていただきます。大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。



いきるをつくる くらしの「素」展 vol.3 編む
〜 大地と人をつなぐいとなみ 〜

2021年8月26日(木)〜9月28日(火)
2F HOME&RENOVATIONスペース OPEN 11:00~19:00(水曜日定休日)

みなさんは、日常生活の中でワラを利用したものを目にすることがあるでしょうか。正月のしめ縄や装飾品が、かろうじて思い浮かぶくらいかもしれません。かつて ワラ素材は、米の副産物として、衣食住だけでなく、運搬、信仰、祝儀などあらゆる場面において、とても身近なものとして利用されてきました。ワラを「編む」ことは人々にとって四季を通じた当たり前の行為だったのです。 米を作り、ワラを利用し、道具を作る。そして、使えなくなったものは土に還す。 全く無駄のない循環でした。その技術は人の手によって、伝承されてきました。 まさに、ワラを「編む」ことは、大地と人の関係を密接につなぎ合わせる自然な営みなのでした。 今回の展示では、ワラ細工の技術伝承や民俗的フィールドリサーチを自らの生活の中で実践し、ワラの文化を現代に再構築する「花背 WARA」の活動とその作品から「いきるをつくるくらし」とは何かを考えます。

 

 

暮らしとともにある素材

米の副産物であるワラ素材は、古来より衣食住・運搬・信仰・祝儀等のあ らゆる場面において、非常に身近な存在として人々の生活を支えてきました。
使えなくなったワラ製品は、土に還し、肥料として利用することで、一本も無駄にすることなくエネルギーを循環させることができます。
米の品種や刈り取り時期によって、ワラの質は大きく異なります。ほどよい強度を活かしたワラ細工のためには、用途に合ったワラを確保することがとても重要です。
ここではワラ細工に適した品種を追求し、「あさひもち」という希少な固有品種を左京区岩倉から譲り受け、花背の地で毎年育成しながら素材を確保しています。

 

 

手が伝えた日常の美

刈り取った稲は、乾燥・脱穀させ、「ワラすぐり」(ワラの掃除)をおこないます。根元から先端まで特徴が異なるワラを更に細かく分けて選別し、各々の細工に合わせて加工して利用します。ワラ細工には日本人ならではの技術と造形美が詰まっており、全工程には多大なる手間と造形技術を要します。
ワラを編むことは、人々にとって四季を通じたあたりまえの日常であり、暮らしの中に溶け込んでいました。昔は、田畑仕事の合間をぬって、自分たち自身でワラ製品を作っていました。重たい木槌を利用してワラをトントンと打つワラ打ち作業は生活の音でもあったのです。しかし、現在では生活スタイルに加えて稲作の方法も変化し、ワラの文化が消えつつあります。

 

 

自然の循環を纏う

先人の知恵と温もりが詰まったワラ細工は、鍋敷きや草履、円座、蓑、俵など生活日用品として様々な形で展開され、戦後間もない頃までは密接に生活を支えてきました。正月のしめ飾りや神事に使用されるワラ製品等は今でも必要とされ、わらは日本人にとって切っても切れない存在といえます。
何世紀もかけて編み出されたその伝統の造形美と技術を、コンテンポラリージュエリーやアートピースとして、現代に寄り添うカタチで再構築しました。
ワラで編まれたものを身に付けること ー それは自然の循環を纏うことであり、私たちの中に、自然と一体となって生きていたころの暮らしの根源を呼び覚まします。サスティナブルな装具としてもう一度この現代に草履や蓑がよみがえるとしたら、そこにはどのようなワラの価値があり、どのような暮らしの可能性を見出すことができるでしょうか。

 

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花背WARA 藤井 桃子 Momoko Fujii プロフィール

ワラは古来より、日本の文化として身近にあり、神事や祝儀に用いられることが多くあります。縁 起の良さを “WARA ジュエリー” に含ませて身に付けることで、この神聖さが気を引き締め、心改まる思いをもたらしてくれます。 素材は、生まれ育ち制作拠点である、京都“花背”にて自ら稲作をし、厳選した稲ワラとシバクサ ( 野草 ) を使用しています。ワラの色味の経年変化と自然の温もりを大切にしているため、肌なじみ も良く、ほのかなワラの香りにも癒されます。ワラ細工の持つ洗練された造形技術で、スタイリッシュかつコンテンポラリーな作品づくりを心掛けているため、カジュアルスタイルやドレスアップ・ 和装など様々なシーンにも品良く合わせられ、老若男女問わず身に付けて頂けます。 日本人の根源を呼び起こさせる独自なナチュラルモードデザインで、世界にただ1つのジュエリーを制作する他、ファッションアイテム、オブジェ作品など、新たな可能性を広げています。

花背WARA公式サイト:
http://hanasewara.com

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『いきるをつくるくらしの「素」展』制作チーム
・企画プロデュース:井上 皓介
・動画撮影:外山 亮介
・動画編集:小川 欽也
・ライティング:・展示台制作:吉田 真理
・展示:藤井桃子
・ディレクター:今出貴裕廣海 緑朗
曽 緋蘭

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