ささやかな日々

記事公開日:2020.06.03

6月1日、夜明け前…

きのうは農作業で体が疲れたのか、夕食後すぐに睡魔に襲われ… こんな時間に目が覚めてしまった
あんなにも騒がしかったカエルや虫たちの声も止み、辺りは静寂の闇に包まれている まるで時間が止まってしまったかのように

夜の次には朝が来る、そんな当たり前のことも、この静けさの中では不確かなことのように思えてしまう

そんなことを夢現つに思いながら、ようやくごそごそと体を起こし始める せっかく早起きしたのだから今日は早めに畑に出てみよう
東の空がゆっくりと白み始めている

パラパラと雨がちらつく曇り空の下、石垣の間からユキノシタが可憐な花を咲かしている 雨に濡れた姿がいっそう艶やかで美しい

 

 

畑では、青々とした香りのトマトが力強く葉を広げ、ナスの実はゆっくりと丸みを帯び、ズッキーニは大きな花を咲かせて蜂を迎え待っている

 

 

 

 

エンドウ豆の蔓はどこに向かおうとしているのだろう 蔓の先の雲の上には、もしかしたら巨人の城があるのだろうか

 

うろうろと観察し回っているうちに、雲の切れ間から遅い朝の光が降り注いできた
光を浴びた茅葺き屋根は煌煌と輝き、長い年月が作り出した美しさが現れる

 

 

今日も明日も、同じように夜の次には朝が来る 同じようだけれど、自然は皆毎日違う姿を見せてくれる

 

担当 ファーム神谷


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