同志社大学 政策学部インターンシップ体験 vol.2
記事公開日:2020.10.19
この度はmumokuteki farmから同志社大学 政策学部の方のインターンシップ体験をご紹介致します。
体験されたご本人に書いていただいております。
ぜひ読んでいただけますと幸いです。
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今回、私たちが行った京都の美山は山に囲まれた自然豊かな場所です。
辺り一面、田畑に囲まれ、車もあまり通りません。
最初に来て驚いたのは車で通りかかる人がほぼ全員知り合いだということです。これではあまり悪さもできそうにありません。
一日目、私はさっそく所有している無農薬の田んぼを見せてもらいました。
すると稲の間からたくさんの雑草が生えているのがわかりました。
これらの雑草は稲の養分を奪ってしまうため田んぼの水位を調節することで枯らしているそうです。
農薬を使わずに育てるには農薬を使って栽培するよりもかなりの手間がかかります。
たしかに農薬を使ってしまえばこんな苦労をせずにもっと楽に育てることはできるでしょう。
しかしそこをあえて管理するのが大変な無農薬栽培で行う姿勢に感銘を受けました。
豊かな今の日本では食糧は簡単に手に入ります。
だから今までお米や味噌をスーパーで手に取るとき、農家さんがどれだけ大変な思いをして作っているのかなんて考えもしませんでした。
私はこの短期間で食べることしか頭にない子供から食べ物に感謝できる大人へと急成長することができたと思います。
二日目には味噌づくり体験をしました。
製品づくりをしていることは私の予想をはるかに超えていました。
驚いたのは米一粒さえも残さないというストイックな姿勢です。
その食材を大切にする姿勢が会社全体に浸透していることに私は驚きました。
正直、ここまでの労力を使って商品づくりをしていることは私の予想をはるかに超えていました。
私はこれからmumokutekiのお米や味噌などの製品を取るたびにあの美山で働く人々の姿を思い出すでしょう。
by 同志社大学 政策学部 naoto fujiki
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