mumokuteki 夏の農作物
記事公開日:2021.07.13
ようやく長い長い梅雨が終わり本格的に夏の暑さを感じる美山です。
今回はメインで栽培しているお米の田んぼについてです。
長い梅雨で稲が心配でしたが7月に入り気温もぐっと上がったことによって
がっちりとした稲になってきました。
写真の稲の品種は「こしひかり」です。ここから一か月ほどかけて
「出穂」(しゅっすい)を迎えます。
ここからは出穂まで畦の草刈りや水管理など気が抜けないですが
皆様に美味しいお米をお届けできるよう踏ん張りどころです。
毎年思いますが稲に実がつきたんぼが黄金色の景色になるとき
「やってて良かった」と感じられる瞬間です。
黄金に輝く田んぼの模様はまたブログでお知らせできたらです。
もうひとつ毎年メインに作っている作物があります。上の写真はさつまいもの畑です。
品種は「安納芋」今年は約20aほど作付け致しました。
安納芋は鹿児島や屋久島など九州でも南のエリアで盛んに栽培されています。
特に焼き芋にすると「ほくほく」という焼き芋のイメージではなく
「とろ~り」としたなんとも甘いさつまいもです。
上の写真のつるが7月から8月にかけてぐっと伸びます。
その間、地中でさつまいもが太陽と雨の恵みをもらいながら
大きく美味しく太っていきます。
安納芋の収穫適期は10月初旬から下旬にかけて。
そこから約1か月寝かせます。この寝かせるのがポイントで
さつまいもの「でんぷん」が「糖」に変化してとても甘いさつまいもになります。
皆様にお届けできますのは11月頃を予定しております。
また次回栽培の模様をお届けできたらと思います。
shizuku
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