イベント詳細
mumokuteki cinema vol.7 🎬『シード ~生命の糧~』 上映とトークイベント
[イベント開催日程]
2019年10月6日(日)
[イベント開催時間]
1部:13:00~
トークイベント:15:00〜
2部:17:00~
・上映時間94分
・受付は各回30分前より
[イベント参加料金]
チケットタイプ
★A~Dタイプからお選びいただきご予約ください。
Aタイプ:1部(映画のみ) ¥1200(税込)
Bタイプ:1部+トーク ¥2000(税込)
Cタイプ:2部(映画のみ) ¥1200(税込)
Dタイプ:2部+トーク ¥2000(税込)
・中学生以上〜学生証提示でA,C(映画のみ)800円(税込)、B,D(+トーク)1200円(税込)。学生証を忘れず持参ください。
・映画鑑賞のみ、映画鑑賞+トークイベント参加、どちらも可能です。ただし、トークイベントだけの参加はできません。
・料金は当日お支払いいただきます。
日常の中で
ふと立ち止まって
集まって
くらしの在り方を考えてみる
映画を通して
忘れかけていた感性や
くらしに大切な知恵に
触れることができる時間
そんな時間をみなさんと共有するmumokuteki cinema のvol.7は『シード ~生命の糧~』の上映と、それにまつわるトークイベントも同時開催いたします。
私達の命そのもの”とも言える種は20世紀中に94%が消滅したという。多国籍企業の独占が進む中、日本でも種子法が廃止され種苗法も改正されるって?それは一体誰の為?まずは事実を知るところからはじめてみませんか?
[日程]
2019年10月6日(日)
[時間]
1部:13:00~
トークイベント:15:00〜
2部:17:00~
・上映時間94分
・受付は各回30分前より
[トークイベント]
「日本と種とこれから~種子に関わる法律と私たちの生活~」
guest: 松平尚也(耕し歌ふぁーむ)/ 小林舞(総合地球環境学研究所プロジェクト研究員)
[場所]
mumokuteki hall
京都市中京区式部町261
ヒューマンフォーラムビル 3F
※mumokuteki goods&wearsの3階にあります。mumokuteki goods&wears 店内中央のエレベーターよりお上がりください。
[料金]
チケットタイプ
★A~Dタイプからお選びいただきご予約ください。
Aタイプ:1部(映画のみ) ¥1200(税込)
Bタイプ:1部+トーク ¥2000(税込)
Cタイプ:2部(映画のみ) ¥1200(税込)
Dタイプ:2部+トーク ¥2000(税込)
・中学生以上〜学生証提示でA,C(映画のみ)800円(税込)、B,D(+トーク)1200円(税込)。学生証を忘れず持参ください。
・映画鑑賞のみ、映画鑑賞+トークイベント参加、どちらも可能です。ただし、トークイベントだけの参加はできません。
・料金は当日お支払いいただきます。
[予約フォーム]
[ドリンク&スナック]
mumokutekiでお取り扱いしている商品を揃えております。
[その他]
・ご予約のキャンセルは前日までとさせていただきます。必ずご連絡ください。
・当日キャンセルの場合は料金の100%を頂戴いたしますのでご注意ください。
・駐車場なし。お近くのコインパーキングをご利用ください。
[お問い合わせ先]
hall@mumokuteki.com
[ トークゲストプロフィール ]
◆松平尚也(耕し歌ふぁーむ)
1974年生まれ。グローバルな農の問題に関わりつつ2010年に就農し耕し歌ふぁーむという農場を設立。伝統野菜等の宅配事業とともに京都大学農学研究科で小規模農業について研究している。
タネに関しては、営農地が水稲採取地域、伝統野菜農家として感じるタネと農業の関係について発信している。
松平尚也(2017)「種子法廃止で私たちは何を失おうとしているのか? ~おコメのタネ採り産地から考える~」『ヤフーニュース個人』
松平尚也(2017) 「米や麦の種が手に入りにくくなるの?」『うかたま』2017夏号,農山漁村文化協会,110-111頁.
◆小林舞(総合地球環境学研究所プロジェクト研究員)
大学卒業後、カリフォルニア州や中米のニカラグアで、環境教育や農業に携わり、アグロフォレストリーやパーマカルチャーを学ぶ。京都大学地球環境学舎にて修士・博士課程修了。2016年より現職。「持続可能な食の消費と生産を実現するライフワールドの構築−食農体系の転換に向けて」(通称FEAST)プロジェクトの研究員として働いている。持続可能な農村発展、小規模農業と食文化の転換を主に日本とブータンをフィールドとして調査研究を続けている。
◆◆『シード ~生命の糧~』について
私たちの命そのものというべき種は、1 万 2 千年以上もの間、世界中の人々によって大切に受け継がれてきた。しかし、驚くべきことに 20 世紀中に野菜の種子の実に 94%がすでに消滅。気候変動や、世界の種子市場を多国籍企業が独占するようになったことが大きな要因だ。市場には遺伝子組換え作物(GMO)が登場し、多くの国々で農家が種子を保存し翌年蒔くことが禁止されるようになった。結果、古くからの農業の伝統が途絶え、人類史上最も早いペースで種子の多様性が失われているのだ。
在来種が失われ続けている今、人類の未来の糧を守るため、世界中の種の守り人、シードキーパーたちが挑戦を続けている。「種子は私たちの子孫」とトウモロコシの種を守り続けるアメリカの先住民たち。
人類の終末に備え、最大 300 万種の種を貯蔵できる永久凍土にあるシードバンク、スヴァールバル世界種子貯蔵庫に種子を保存する人々。世界中を駆け巡りながら、種を南米やアフリカなど世界中で収集す
る植物探究者たち。ヴァンダナ・シヴァ、ジェーン・グドールやウィノナ・ラデュークなど著名な活動家と種子の多様性を守る方法を探る。
著名な植物学者で作家のゲイリー・ポール・ネイサンは「今日、種の多くはパンダやホッキョクグマと同じぐらい、絶滅の危機に瀕している」と記しています。気候が不安定な時代、この多様性の欠如は、壊滅的な穀物の不作と人的被害につながります。これは 19 世紀、アイルランドで 100 万人近い死者を出したジャガイモ飢饉のような、唯一主食としていた穀物が疫病によって死滅してしまった状況と似てなくもありません。本作は、まだ周知されていませんが気候変動と同様に差し迫った種子産業における種の独占や支配の問題を取り上げます。
種の問題は、気候変動とともに喫緊の問題であり、種子産業の支配下にあります。本作は、私たちの食べ物と自然界との目に見えない関係性を明らかにする私の監督作三部作の完結編です。撮影しながら、種を守る人達、農家、科学者、そして先住民コミュニティなどの声が、ほとんど社会に届いていないと感じました。本作は、苦労して種子の多様性を守っている人々の姿を明らかにします。そして、今や私たちの食料の大部分を支配している大企業との戦いに挑んでいる人々を描きます。
タガート・シーゲル、ジョン・ベッツ
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