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イベント詳細

京都ダイアローグ vol.3 「今こそ、社会的共通資本を考える」

京都ダイアローグ vol.3 「今こそ、社会的共通資本を考える」

[イベント開催日程]
2019年12月1日(日)
[イベント開催時間]
本イベント 12:30〜17:00
懇親会 17:30〜19:30
[イベント参加料金]
本イベント ¥ 2000円(税込)
懇親会 ¥1000円(税込)※ドリンク代別途

異なるジャンルで活躍する方々を招き語り合うダイアローグ。

社会的共通資本について対話し考え知ること、現状を理解することで、私たちのつながりや役割がより明確化するのではないでしょうか?

 

(株)ヒューマンフォーラムでは、一昨年から信頼資本財団の「HOSP月間」の賛同イベントを12月に開催してきました。
今年の第3回は「今こそ、社会的共通資本を考える」をテーマに、様々なジャンルの登壇者をお呼びしてダイアログを進めてまいります。
好評のシリーズ企画です。是非、御参集下さい。

 

 

社会的共通資本
一つの国ないし特定の地域に住むすべての人々が、ゆたかな経済生活を営み、すぐれた文化を展開し、人間的に魅力ある社会を持続的、安定的に維持することを可能にするような社会的装置を意味する。
森林・大気・水道・教育・報道・公園・病院など産業や生活にとって必要不可欠な社会的資本のこと。
社会的共通資本は、大きく「自然環境」「社会的インフラストラクチャー」「制度資本」の三つに分けられ、それらに属する全てのものは、国家的に管理されたり、利潤追求の対象として市場に委ねられたりしてはならず、職業的専門家によってその知見や規範に従い管理・維持されなければならないとされている。

 

登壇者
・中野桂(なかのかつら/滋賀大学経済学部教授/経済学博士)
・平賀緑(ひらがみどり/食料政策研究家/大学非常勤講師)
・熊野 英介(くまのえいすけ/信頼資本財団代表/アミタホールディングス株式会社代表取締役会長兼社長)
・Tseng Feilang : 曽 緋蘭(つぇんふぇいらん/株式会社ROOTS/ツクル森)
・堤 卓也(つつみたくや/一般社団法人パースペクティブ/堤淺吉漆店 専務)
・風かおる(かぜかおる/有限会社ガイアコミュニティ~ふうどこむら~主宰)
・守田敏也(もりたとしや/ジャーナリスト)
・丹下紘希(たんげこうき/人間ときどき映像作家/たまにアートディレクター)
・仲西 祐介(なかにしゆうすけ/KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭 共同ディレクター)

 

司会(ソーシャルメイトキュレーター)
・廣海 緑朗(ひろみろくろう/NPO法人みんなの地球のくらしかた/mumokuteki/京都オーガニックアクション)

 

 

懇親会 17:30〜19:30
終了後に懇親会を同会場で開催します。予約は必要ありません。当日自己申告でお願い致します。
お飲み物の用意をします。親交を深め、歓談の場として下さい。
参加費:1000円(ドリンク代別途)
※懇親会のみの御参加も可能です。

 

 

定員:70名
予約サイト:https://00m.in/Foog3
(予約された方から優先的に入場出来ます。定員に達したら受付終了となります。Facebookイベントページの「参加」では予約になりません。必ず予約サイトから予約手続きをお願い致します。)

 

 

登壇者プロフィール

 

◉中野桂(なかのかつら/滋賀大学経済学部教授/経済学博士)
東京生まれであるが、大学は東京以外で過ごしたいと思い、京都の大学に進学。企業で働く自分が想像できず、迷っているうちに卒業時期が迫り、東京の大学院に滑り込む。東京で2年間大学院に通ったのち、90年代はカナダに留学。現地では勉強はそこそこに、コミュニティー・ガーデンのまとめ役や堆肥づくり係などとしてかかわったり、友人とカナダ先住民の村の支援グループを作り活動。1999年に帰国し、2000年から滋賀でNPO法人エコ村ネットワーキングの立ち上げに参加。自身では、2003年にストローベイルハウスを琵琶湖湖畔に建てて現在も暮らす。目の前の琵琶湖で、ウィンドサーフィンをするのが目下の楽しみ。もともとの専門は産業組織論であるが、環境、まちづくり、医 療、教育などその研究対象は広範囲にわたる。滋賀大学経済学部教授、経済学博士(ブリティッシュ・コロンビア大学)。

 

◉平賀緑(ひらがみどり/食料政策研究家/大学非常勤講師)
広島県出身。国際基督教大学卒業後、香港中文大学へ留学。香港と日本において新聞社、金融機関、有機農業関連会社などに勤めながら、1997年から手づくり企画「ジャーニー・トゥ・フォーエバー」共同代表として食料・環境・開発問題に取り組む市民活動を企画運営した。2011年に大学院へ移り、ロンドン市立大学修士(食料栄養政策)、京都大学博士(経済学)を取得。植物油を中心に食料システムを政治経済学的アプローチから研究している。
新刊『植物油の政治経済学—大豆と油から考える資本主義的食料システム』(昭和堂、2019年)。

 

◉熊野 英介(くまのえいすけ/信頼資本財団代表/アミタホールディングス株式会社代表取締役会長兼社長)
「持続可能社会の実現」を掲げ、1970 年代末から他社に先駆 け再資源化(リサイクル)事業を開始。その後、ソリューショ ン事業や地域支援事業を手がけ、環境分野を牽引。 未来の子供たちの尊厳、そして、人類に限らずすべての生命の 尊厳を守ることをミッションに掲げ、豊かな関係性が動力とな る新たな社会の創出に向けて邁進中。 著書に『思考するカンパニー』、『自然産業の世紀』(共著)。 http://www.amita-hd.co.jp/books/
・昭和 31 年(1956 年)、兵庫県生まれ。
・座右の銘:凡人集めて非凡を成す
・人生を変えた一冊:『論語物語』(下村湖人 著)
・趣味:油絵

 

◉Tseng Feilang : 曽 緋蘭(つぇんふぇいらん/株式会社ROOTS/ツクル森)
サステナブル事業デザイン/Design Driven Direction
京都京北で里山でのサステナブルデザイン教育を国際的に発信している。
サンフランシスコで社会課題を解決するデザイン思考のモノづくりを学び、その後William Sonoma社でインテリアのブランディングデザインを経験し、帰国。京都のオムロンヘルスケアにて様々な健康機器のデザインディレクションを担当。商品外観デザインのみならず、新規ビジネスモデルの可視化と事業企画デザインを得意とする。2016年より独立し、京都市京北の里山にある古民家に住み『地域づくり』を中心とした地域の魅力を引きだすソーシャルデザインを行いながら、次世代にサステナブルデザインを伝える株式会社ROOTSを設立。京北美山地域の多様なクリエイターが参加する『ツクル森-Art・Craft・世界の音楽会』のプロデュースも行う。

 

◉堤 卓也(つつみたくや/一般社団法人パースペクティブ/堤淺吉漆店 専務)
北海道大学農学部を卒業後、他業種を経て2004年から家業に従事。漆漉し・精製・調合等に携わり、伝統産業や修復分野において、ニーズに合わせた商品を提供する。一方で、人々の暮らしと漆との距離感や、漆の生産量の減少に危機感を感じ、漆のある暮らしを次世代の子ども達につなぐ取り組みとして「うるしのいっぽ」を始める。「サーフボード×漆」「BMX×漆」「スケボー×漆」など、今までになかった取り合わせを通じて、漆との新しい出会いを提供する。漆という縄文時代から使われてきたサステナブルな自然素材を通してできる「巡る社会」を目指し、2019年5月「一般社団法人パースペクティブ」設立。
https://www.rethink-urushi.com/
http://www.kourin-urushi.com

 

◉風かおる(かぜかおる/有限会社ガイアコミュニティ~ふうどこむら~主宰)
ファシリテーターの風かおるです。現在は、「SDGs講座WS・ファシリテーター」といった感じです。そのWSの中で、カードを使ったゲームも、取り入れています。
・SDGs講座・WSファシリテーター
・カードゲーム「2030SDGs」公認ファシリテーター
・チェンジ ザ ドリーム シンポジウム ファシリテーター
・心理カウンセラー:日本メンタルヘルス協会
・持続可能な、パーマカルチャーデザイナー
・国連認証エコビレッジ デザイン エデュケーション
・ESDプログラムWS企画・ファシリテーター
・滋賀県「未来戦略サロン」ファシリテーターを歴任。
・WSデザイナー・ファシリテーター
ホリスティックな食の提供、手仕事や対話のWSなど多彩に活動。
2010年より滋賀にて自給自足的な生き方を目指し、自然農たんぼをしながら、エネルギー自給も含めた「小さな暮らし」の為の隠居小屋づくり・タイニーハウス暮らし(建設中)を始める。
“フードSDGs”
“ファッションSDGs”
“夏休み・子どもSDGs”
“小学生にも分かる大人のためのSDGs”
“SDGsを自分や、コミュニティ・企業の中での行動に落とし込む”

 

◉守田敏也(もりたとしや/ジャーナリスト)
1959年生まれ。京都市在住。同志社大学社会的共通資本研センター客員フェローなどを経て、フリーライターとして取材を続けながら、社会的共通資本の研究を進めている。京都「被爆2世3世の会」世話人、市民環境研究所理事、NPO法人「みんなの地球のくらしかた」監査役。
ナラ枯れ問題に関わり大文字山での害虫防除なども実施。平和運動に参加しアフガン・イラク戦争に反対、旧日本軍性奴隷問題(軍隊「慰安婦」問題)の被害女性のサポートをしてきた。
原子力政策に関しても独自に批判活動を続け、東日本大震災以降は被災地も度々訪問。関西を中心に各地で放射線防護の講演を実施。兵庫県丹波篠山市原子力災害対策検討委員会委員、滋賀県米原市原子力防災を考える市民委員会外部アドバイザーなどを務める。2014年よりチェルノブイリと福島の問題で海外との連携の強化を始め、海外でも講演を行っている。とくにトルコでは日本からの原発輸出予定地だったシノップに通い、同計画中止に貢献した。
ブログ「明日に向けて」で日々、情報を発信するとともに、著書に物理学者矢ヶ﨑克馬氏との共著『内部被曝』(岩波ブックレット)、原発災害対策について述べた『原発からの命の守り方』(海象社)がある。

 

◉丹下紘希(たんげこうき/人間ときどき映像作家/たまにアートディレクター)
非核非戦を掲げる二児の父親、たまに専任母役として子育て奮闘中。 会長ではなく、「タンタン」と呼ばれる京都市左京区の現役PTA会長。 かつては音楽映像業界にいたが、原発事故を経て、広告の罪深さに悶絶する。 視点を変えて生きていく社会芸術運動「Noddin」創設メンバー。 戦争のつくりかたアニメーションプロジェクト発起人。 作品として、「未来への手紙」「私たちという傍観記録」「あなたを心配する手紙」「騙されない機能付きテレビ真実一号」「概念ガチャ-お金とは何か?」 そして、架空の政党「自由無人党」党員。 差別などの理不尽、自然の破壊や暴力、戦争のない、ちょうどいい人間を目指す。
・NOddIN
http://noddin.jp
・未来を忘れないための想像力 | 丹下 紘希 | TEDxFukuoka
https://youtu.be/fzBnoHURa0I
・丹下さんのビデオメッセージ/ Kouki Tange’nin Video Mesajı
https://youtu.be/iKbl0p-7bkw
・Mr.Children「himawari」Music Video Creative Director – Kouki Tange
https://youtu.be/_kXE9FHQy9E

 

◉仲西 祐介(なかにしゆうすけ/KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭 共同ディレクター)
1968年生まれ、京都在住、照明家。世界中を旅し、記憶に残されたイメージを光と影で表現している。
映画、舞台、コンサート、ファッションショー、建築など様々なフィールドで照明演出を手がける。
アート作品として「eatable lights」「Tamashii」などのライティング・オブジェを制作。
また原美術館(東京)、School Gallery(Paris)、「Nuits Blanche」(京都)でライティング・インスタレーションを発表する。
2013年よりフランス人写真家ルシール・レイボーズと共に「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」を立ち上げ主宰する。
KYOTOGRAPHIE
https://www.kyotographie.jp
https://www.facebook.com/kyotographie/

 

 

司会(ソーシャルメイトキュレーター)
◉廣海 緑朗(ひろみろくろう/NPO法人みんなの地球のくらしかた/mumokuteki/京都オーガニックアクション)
1965年生まれ。東京・北海道を経て1980年より京都在住。1981年より音楽・アート・映像などのイベントを京大西部講堂などで企画制作する。 1987年に観た映画「ホピの預言」(監督:宮田雪/制作:Land and Life)の影響で7回渡米し、北米先住民の居留地を旅し、 居留地での核実験やウラン採掘、強制移住の反対運動に参加。1993年から映画「ホピの予言」を制作した『Land and Life』に参加。 上映や講演で、先住民の現状や世界感を知ってもらうために力を注ぐ。 2002年以降は音楽と環境問題に視点を置いたイベントの制作を行う。2012年、福島原発事故で放射能汚染の実態を知り、安全な食べ物を提供したいと自ら測定した食材を使ったレストラン「NONベクレル食堂」を左京区岩倉に開店。 2014年、店を三条猪熊に移し「ノンベクキッチンホテヴィラ」として開店 。 2015年、京都市議会議員選挙に市民派として立候補。2282 票で落選。 2016年、「ノンベクキッチンホテヴィラ」を閉店。食品の放射能測定は4年間で900検体に及ぶ。「NPO法人みんなの地球のくらしかた」を立ち上げ、社会事業を世に広める活動を開始。2017年、「mumkuteki」の中でイベント企画制作、カフェのオーガニック食材の仕入、goodsへの商品紹介、ファームのイベントなど、多岐に渡って業務展開し、ヒューマンフォーラムのコミュニティー化に向けてその一端を担う。信頼資本財団「A-KIND塾」3期生。「京都オーガニックアクション」を立ち上げる。2018年、15年ぶりにアリゾナ州ホピ居留地を訪れる。2019年、「NPO法人みんなの地球のくらしかた」理事長に就任。居を京北に移す。2児の父。
NPO法人みんなの地球のくらしかた
https://www.facebook.com/onlyoneearth.jp/
京都オーガニックアクション
https://www.facebook.com/KyotoOrganicAction/
mumokuteki
https://mumokuteki.com
https://www.facebook.com/mumokuteki/
https://www.facebook.com/mumokuteki.osaka/

 

 

株式会社ヒューマンフォーラム
本社所在地   〒604-8061 京都市中京区式部町261
HP
https://www.humanforum.co.jp
HF magazine
https://magazine.humanforum.co.jp
お問合せ先:hall@mumokuteki.com

 

 

昨年の賛同イベント
京都ダイアローグ vol.2 「私の中のイノベーション」
・Facebookページ
https://www.facebook.com/events/175809900035562/
・HF magazine
https://magazine.humanforum.co.jp/topics/research/967/

 

一昨年の賛同イベント
「311以降の日本と、これからの日本」ダイアローグ
・Facebookページ
https://www.facebook.com/events/183869078834837/
・mumokuteki ホームページ
https://mumokuteki.com/hall/hnews/1905?fbclid=IwAR2Mr-yQh9LvK_oGpPMzH8OMf_TXqJcRLnpJz2A7Qp__4pKqzIlH_I79Rko

 

信頼資本財団
https://www.shinrai.or.jp/index.html

 

HOSP月間
https://www.shinrai.or.jp/event-info/2018hosp.html

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