真夏の体をいたわる元気な食べ物盛りだくさん!marchevol.15
記事公開日:2019.08.30
「五山の送り火」 の翌日、
お盆の終わりに開催しました mumokuteki marche vol.15
11時のオープンとともに“良いものをなくならないうちに”と、多くのお客様が押し寄せます。
同時にあっという間に長蛇の列となったのは「Boulangerie L’oiseau bleu(ブランジュリ ロワゾー・ブルー)」
古代小麦をヨーロッパ石臼で自家製粉した全粒粉と雑穀のパン屋さん。スペルト、アイコーン、カムートなどの小麦は滋賀や北海道、長野などいくつかの農家さんに作っていただいているそうです。古代小麦は、現在の小麦の原種であり、品種改良も遺伝子組み替えもなく、ミネラルも豊富で、高抗酸化力、低GIなスーパーフード。これらをルヴァン天然酵母でじっくりと発酵させ焼いてます。
他にも、幻の雑穀を自然栽培したシコクビエ、無農薬・無化学肥料の自然栽培米、古代米の黒米、そして国内ではなかなか入手不可能なスーパーフードのテフ粉を使用したパンがこんなに安い値段で買えるのには驚きです。
この列は途切れることなくみるみるうちにパンが減っていきました。
自家製酵母100%の天然酵母のパンや焼き菓子を提供してくれるのは「IL CIELO」
ベーグルは卵も砂糖も油脂も不使用であり、三重の自然農の古代スペルト小麦や、滋賀の無農薬全粒粉が使用されている。小麦、砂糖、卵、油脂、乳製品も不使用のフリッタータは豆のペーストを玄米発酵させており、旬の無農薬の野菜がたっぷりと入りてもカラフルで食欲そそられました。
天然酵母使用のイタリア焼き菓子も「梅生姜」「赤紫蘇+胡瓜+赤キャベツ+人参」というのもあり、一味ちがうものが沢山並んでます。
昼過ぎに前を通ると、すっかり陳列の木箱はごそごそに空いておりました。
野菜もハーブも味が濃い!と噂の「音吹畑」
その秘密をきいてみると、農薬や化学肥料不使用はもちろんながら、野菜のペースでゆっくり太陽や水を蓄えてあげることで味が濃くなると言う。秘密ではなく本来の生育方法だという、シンプルな話。
農薬や化学肥料は、野菜を急に水太りの肥満にさせてるようなものだが、短期間での出荷。しかし、叶うがエグ味が出てしまう。瑞々しさと水太りはイコールではない。一方、水分が少ないと胡瓜などは曲がる。消費者にまっすぐが好まれることの結果でもあり、消費者も事実を知って求めることも大切だと感じた。
左京区のオーガニック界の番長、「フランク菜ッパ」
今日も野菜から様々なオーガニックな食品雑貨まで、店主ヒューザさんのお眼鏡にかなったものだけが並んでます。
絵本作家のはんまけいこさんが描いたオリジナルキャラクターをパッケージにあしらったアイスクリームと米粉のもなかを持ってきてくれた「アルハレ」
可愛いくて体にも優しい夏のおやつです。
ぷくぷくとふくらんだ色とりどりのドーナップといえば「ギンガベーカリー」
揚げない、卵も乳製品も使わない、米粉と小麦粉がミックスされた生地で、甘みには甘酒を使用していて安心してみんなで食べられるかわいいおやつです。
ベジバーガーやキッシュなどをビーガン仕様で持ってきてくれた「ラトリエドゥミィ」
オーガニックで京都やできるだけ近場の野菜や素材を使用して作られてます。
保存料無添加で国産小麦を使用の焼き菓子「クッキー工房BUN」
ラトビア産の甘く漬けていないそのまま乾燥させた本来の酸っぱさを感じられるのクランベリーの入ったグラノーラがイチオシです。
今回カウンターでお昼ご飯を作ってくれているのは「nano食堂」
暑い時期にさっぱりとしたフォーに食がすすみます。かき氷のシロップも全て素材にこだわった無添加で手作り。「梅しそ」や「しそレモン」「チャイミルク」などシロップも夏に合う優しいチョイスです。
おいしくつくることに命をかけてると言う店主のナオさんは、元は料理からドリンクまで本格的で美味しいと評判のライブハウスUrBAGUILDで長年料理を振舞っておられました。
ケールやミント、ビーツにデーツにショウガやカルダモンなどの無添加・植物性の素材を使用した「SMOOTHIE etc 」
喉も体の細胞も潤うスムージーです。
食べ物の消化、吸収、ホルモンの活動や新陳代謝を促す働きをする、人間が生きていくうえで欠かせない栄養素が入っている酵素ジュースを3種類だしてくれた「Human love」
店主の森田ヤスヨさんは話してもまた栄養をもらうような面白く元気な方です。
そして、今回ワークショップとしてシャケのお話も聞かせてくださった「Wild Samon Suppry Sasaki」
ストレスのかかった養殖の鮭とは雲泥の差がある、天然サケの美味しさを多くの方に知ってほしい一新で鮭一本!で勝負する佐々木さん。驚いたのは、缶詰の鮭は1年めと5年目だと味が違い、佐々木さん自身は5年ものが一番すきとのことでした。
焼かれたハラミの燻製をいただいたのですが、味と風味がめちゃくちゃ濃い!普段捨てがちな皮も濃厚で美味しかった。高級な料理店に卸すことが多いそうですが、市内近辺ではBEER PUB Takumiyaでもアテとしてハラミが気軽に味わえるそうです。
ほっと一息つきたい時に必ず飲みたくなるコーヒー。
「Cafe micio」は、飲食店などのお店で使ってもらうコーヒーを、その店のコンセプトに合わせてオリジナルをオーガニックで作っておられます。フィリピンや東ティモールの豆を中心に使用し、決して焼置きはせず注文がきてから加工。
さらに驚いたことにその店のコーヒーマシーンにもあわせての調合とのこと。mumokuteki cafe でもコーヒー豆をお願いしており、今回はその味を持ち帰れるようにパッケージにしてきてくださいました。
けやき、たも、桜などの硬くてしっかりした木を使用し、木目の美しさを生かした時計を中心にずらりと並んぶ「かぜまがり村工房&葉の音つうしん」
赤ちゃんの歯固めもあり、プレゼントに買っていかれる方もおられました。
我らが「mumokuteki farm」も、美山でとれた野菜や形も大小いろいろなスイカや、紫蘇や梅の加工品、farmのお米の籾殻を釉薬に使用した菌が生きている器などを販売しておりました。野菜とスイカは完売する盛況ぶり!
今回も、いつもありがとうございます。
次回は10/19(土)にお会いしましょう!
収穫の秋ですよ!
楽しみにお待ちください。
※当 mumokuteki hall はどなたでもレンタル利用いただけます。
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