「安心安全なお米をつくりたい」

環境にやさしい

体にやさしい

つくる人にやさしい

mumokutekiのお米は農薬を使わない農法にして今年で四年目になります。

近頃は、生き物がたくさん集う田んぼになってきたと感じています。

特に野鳥たちの数が増えました。

農薬を使わなくなり、微生物やミミズの量が増え、それを餌にする野鳥たちが多く集まって来るのでしょう。

そんな賑やかに生き物が集まる田んぼでmumokutekiはお米を育てています。

今年は肥料にも拘り、植物性堆肥で育てました。

雑草が生えにくい田作りのために何度も田植え前に耕したり。

米苗の負担になりますが、田んぼの水位を深くして抑草対策。

その効果もあり例年よりは雑草に悩まされずにすみましたがそれでも生えてくる雑草は手作業で抜き続けました。

mumokuteki farmは京都府南丹市美山町にある福居という中山間地域で農業をしています。

夏場、昼夜の寒暖差がある地域で、お米が登熟する晩夏はさらに寒暖差が激しくなりお米を美味しくしてくれます。

由良川源流からの綺麗な水で育ったお米の美味しさは透き通るような甘みとなります。

自信をもって安心安全とお伝えできるお米です。

お召し上がりいただけると嬉しいです。

 

「作り手としての私たちの想いと物語」

農薬を使わない農法の厳しさを改めて痛感した年でした。

私たちは育苗もしています。

種蒔きからはじまり、田植えへとつながっていきました。

育苗段階では失敗を経験し、無事に苗が育ってくれるのか不安な日々。

不安から幾度と苗になにかできることはないのか、苗を信じるほかない。

そして無事に苗も育ってくれ、田植えができる喜びと安堵感、それでも不安は消えることはありませんでした。

田植えを終えて、目の前に広がる苗に朝日の光がとても綺麗でした。

ほっとしたのも束の間。

今度はお米の栄養をとってしまう草と向き合う毎日。

田んぼ一面を見渡すとお米のすぐ隣から生えてくる草を目にするといてもたってもいられなくなり、その都度、除草作業おこないました。

機械除草には限界があり、最後は手で丁寧に抜いていく。

途方もない作業に心もからだも疲労困憊でしたが、

〝お米が元気に育ってほしい〟

ただただこの想いだけで日暮れまで田んぼの中にいました。

ようやくお米の穂が顔を出しはじめたころ、穂が実りはじめてくれた嬉しさや感動にこれまでの不安から微笑みがこぼれました。

そんな時は瞬く間で長梅雨の影響や土の見極めの難しさなどから病気「稲熱」にかかる稲が。

農薬を使わずに病気を抑える事ができるのか、病気にかかった稲を刈り取ってしまえば伝染することを防げる可能性がある。

元気に育ってくれている稲を守るために葛藤や悔しさ、捨てきれない望みに、苦渋の決断をしなければいけない時でした。

実際に二.三本刈ってみたときに悲しみが溢れ、真剣に話し合いました。

病気だとしてもせっかく育ってくれた稲を犠牲にしたくない。

複雑な気持ちも残る中で今やれることを精一杯やろうと決めた私たちは全身全霊で向き合いました。

お米も育ち、稲刈りが近づく初秋の季節、お米の美味しさを知るイノシシが田んぼにやってくる。

イノシシがひとたび暴れだすと一夜で田んぼ一反が収穫できなくなる程の威力があります。

イノシシが来る前に稲刈りを終わらせたい一心と美味しいお米にする為に登熟の時間をあげたい一心で再び不安な日々でした。

稲刈りがはじまるととにかく無事に早く終えたいと焦り、祈るばかりだったように思います。

稲刈りを終えたとき、言葉では表せない安堵感と共に感動がじわじわと溢れてきました。

生産者としてはまだまだ未熟な私たちですが本気で農業に取り組み、想いを込めて作り、美山町という大自然の中で育ったお米をひとりでも多くの方にお召し上がりいただけると嬉しいです。

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