いきるをつくるくらしの「素」展 のコンセプトムービーです。
記事公開日:2021.05.26
『いきるをつくるくらしの「素」展』のコンセプトムービーです。 京都の寺町蛸薬師の「mumokuteki」2階「HOME & RENOVATION」内で始まった、街と里山を繋ぐ展示について「mumokuteki」の思いを動画にしました。
◆『いきるをつくるくらしの「素」展』
これは、私たちmumokutekiのコンセプトである “いきるをつくる” ことを原点から問い直す展示です。
この展示では、mumokutekiが大切にしたい【暮らし】を見つめ直し、その暮らしをつくる「モノ」【素材】から【プロセス】を経て【モノ】が生まれるまでの数々のストーリーを厳選して皆様にお届けしていきます。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響は、わたしたちの日常に変化を与え、いま改めて “いきるをつくる” ことを深く見つめ直すきっかけとなりました。
「たべる」、「きる」、「つくる」、「 つかう」、「知る」、「感じる」
私たちは消費者ではなく、自分らしい生き方を楽しむ生活者として、暮らしのあり方を提案したい。
これまでmumokuteki から生まれてきた沢山のストーリー。
そのストーリーを豊かにしたのは市場ではなく、京都の生産者「創り手」です。モノが創られる前の源流に遡ると、そこには人と自然が循環し、共生する「創り手」と「里山」がありました。
大自然の恵みをいただきながらも、資源を枯渇させる事無く続く人の営みや知恵。
それこそが、未来に引き継ぐ持続可能な価値だと、私たちは気づいたのです。
この展示は、そんな京都里山の「創り手」たちとの共同プロジェクトです。
これからの新しい時代を共に生きる目的を、私たちと一緒に「素」から感じてみませんか。
本展示が、私たちの暮らしの源流である里山を知るとともに、 ご来訪いただいた皆様の、いきるをつくる暮らしの 「素」の一端となれば幸いです。
◆展示台
『Satoyama-Branch』~里山から街へ延びる枝~
暮らしと素材、人と人、里山と街が通い合うというコンセプトで、展示台を制作しました。
天板には京北の地元の杉材を使用し、足には京北の森から枝を切りだしています。
木工家具製作の吉田木工にて展示台の製作を依頼し素材と創り手も里山にこだわっています。
『いきるをつくるくらしの「素」展』制作チーム
・企画プロデュース:井上 皓介
・動画撮影:外山 亮介
・動画編集:小川 欽也
・ライティング:曽 緋蘭
・展示台制作:吉田 真理
・展示:前川 珠生、松山幸子、Taphy
・ディレクター:今出貴裕、廣海 緑朗